マッチングアプリで出会うべきではない女性の見抜き方|恋愛カウンセラーが教える安全な婚活術

出会いの情報メディア マッチビスタ

こんにちは。恋愛カウンセラーの田中です。心理学修士号を取得し、12年間にわたって恋愛相談を受けてきた中で、最近特に増えているのが「マッチングアプリで変な人に出会ってしまった」というご相談です。

私自身も20代の頃は恋愛が本当に苦手で、10回以上の失恋を経験しました。その後、30代でマッチングアプリを使って今の妻と出会えたのですが、そこに至るまでには「この人、ちょっと危険かも…」と感じる女性と何度も遭遇しました。

大手結婚相談所での婚活アドバイザー経験10年、マッチングアプリ運営会社での恋愛コンシェルジュ経験5年を通じて、数千人の恋愛をサポートしてきた経験から、今回は「マッチングアプリで注意すべき女性の特徴」について、あなたの安全と幸せな恋愛のために、正直にお話しさせていただきます。

目次

はじめに:なぜこの記事を書くのか

「やばい女」という表現は決して女性を貶めるためのものではありません。恋愛や結婚は人生を大きく左右するYMYL(Your Money or Your Life)領域であり、時には詐欺や金銭トラブル、ストーカー被害など、深刻な問題に発展することもあります。

実際に私が相談を受けた男性の中には、マッチングアプリで出会った女性に200万円を騙し取られたケースや、別れ話を切り出した途端に職場や家族に嫌がらせをされ続けたケースもありました。

この記事は、そうした被害を未然に防ぎ、あなたが安心して素敵な出会いを見つけられるよう、恋愛カウンセラーとしての専門知識と実体験を基にお伝えするものです。

第1章:マッチングアプリにおける「危険な女性」の実態

1-1. 統計から見る問題の深刻さ

マッチングアプリ運営会社時代に収集したデータによると、男性ユーザーから寄せられるトラブル報告のうち、約15%が「金銭に関わる問題」、約25%が「プロフィール詐称による被害」、約18%が「執拗な連絡や束縛行為」に関するものでした。

これは決して珍しいことではありません。インターネット上での出会いという特性上、相手の素性が見えにくく、悪意を持った人が紛れ込みやすい環境であることは事実です。

1-2. 私自身の失敗体験

恥ずかしい話ですが、私も30代前半にマッチングアプリを始めたばかりの頃、今思えば「完全にやばい人」と数ヶ月間やり取りを続けていました。

プロフィール写真は美人で、メッセージも最初は丁寧だったのですが、実際に会う約束を取り付けようとすると「まずは信頼関係を築きたいから、私のビジネスの話を聞いて」と言われ、明らかなマルチ商法の勧誘でした。

その時の私は恋愛経験も乏しく、「美人な女性が自分に興味を持ってくれている」という状況に舞い上がってしまい、冷静な判断ができていませんでした。幸い、友人に相談したことで事なきを得ましたが、一歩間違えば大きなトラブルに巻き込まれていたかもしれません。

1-3. なぜマッチングアプリに問題のある女性が集まるのか

心理学的な観点から分析すると、マッチングアプリという環境は以下の理由で、一部の問題のある人々にとって都合の良い場所となってしまいます:

匿名性の高さ:顔写真以外の個人情報は限定的で、身元を隠しやすい環境です。

大量のターゲット:短時間で多くの男性にアプローチできるため、詐欺師やマルチ商法勧誘者にとって効率的です。

相手の心理状態:「恋人が欲しい」「寂しい」という心理状態の男性は、判断力が鈍りやすく、騙されやすい傾向があります。

検証の困難さ:オンライン上のやり取りが中心となるため、相手の本当の人となりを確認するのが困難です。

第2章:プロフィールで見抜く!危険な女性の15の特徴

2-1. 写真に関する警告サイン

【特徴1】すべての写真が美人すぎる・モデル級

私がカウンセリングで最もよく遭遇するケースです。プロフィール写真がすべてモデルや芸能人レベルに美しく、しかも角度や表情が完璧すぎる場合は要注意です。

実際に相談を受けた30代男性のケースでは、やり取りを始めた女性の写真があまりにも美しすぎて「こんな美人が自分に興味を持つはずがない」と疑問に思い、Google画像検索をかけたところ、韓国のモデルの写真を無断使用していることが判明しました。

見抜くポイント

  • 写真の画質や撮影技術があまりにもプロ仕様
  • 背景や服装から撮影時期がバラバラに見える
  • 表情や角度が計算され尽くしている

【特徴2】顔がはっきり分からない写真ばかり

逆に、顔がはっきり分からない写真ばかりを使用している場合も注意が必要です。後ろ姿、横顔、帽子やサングラスで顔を隠している、距離が遠すぎて表情が分からないなどのケースです。

結婚相談所時代の経験では、このような写真を使う女性の中には、実際に会った時の外見のギャップを意図的に作り出している場合や、既婚者で身元がバレることを恐れている場合がありました。

【特徴3】写真が1枚しかない

真剣に出会いを求めている女性であれば、相手に自分の魅力を伝えるため複数枚の写真を載せるのが自然です。1枚しか写真がない場合、以下の理由が考えられます:

  • 他人の写真を無断使用しており、複数枚用意できない
  • 既婚者で、写真が多いと知人にバレるリスクを恐れている
  • そもそも出会いに真剣ではない

2-2. プロフィール文章の危険な特徴

【特徴4】自己紹介文が極端に短い、または長すぎる

適切な自己紹介文は、相手に自分の人となりを伝えるために必要不可欠です。これが極端に短い(「よろしくお願いします」だけなど)、または異常に長すぎる場合は注意が必要です。

短すぎる場合は、真剣度の低さや、身元を隠したい意図が考えられます。長すぎる場合は、自己顕示欲の強さや、現実離れした理想論を語る傾向があることが多いです。

【特徴5】年収や条件面の記載が曖昧or極端

真剣に婚活をしている女性であれば、ある程度現実的な条件を明記するものです。「年収は気にしません」「愛があれば何でも大丈夫」といった極端にハードルの低い記載は、別の目的(宗教勧誘、商品販売など)を隠している可能性があります。

逆に、「年収1000万円以上」「身長180cm以上」など、極端に高い条件ばかりを列挙している場合は、現実的な恋愛観を持っていない可能性があります。

【特徴6】職業が曖昧または怪しい

「自由業」「コンサルタント」「起業家」など、具体的な職業内容が分からない記載は要注意です。もちろん、本当にそのような職業の方もいらっしゃいますが、マルチ商法や怪しいビジネスに関わっている人が使いがちな表現でもあります。

私が相談を受けた事例では、「美容コンサルタント」と名乗る女性が、実際は化粧品のマルチ商法の勧誘員だったケースがありました。

2-3. 行動パターンの警告サイン

【特徴7】マッチング後すぐに連絡先交換を提案

健全な女性であれば、安全性を重視してある程度アプリ内でのやり取りを経てから連絡先交換を提案するものです。マッチング直後に「LINEで話しませんか?」と提案してくる場合は、以下の理由が考えられます:

  • アプリの監視システムを避けたい(規約違反行為のため)
  • 大量の男性と同時進行しており、管理を効率化したい
  • 個人情報収集が目的

【特徴8】会話の中で「投資」「副業」「セミナー」などのワードが頻出

恋愛カウンセラーとして特に警戒をお願いしたいのがこのパターンです。自然な会話の中で、これらのワードが頻繁に出てくる場合は、恋愛ではなくビジネス勧誘が目的の可能性が高いです。

実際の事例では、「最近、友達に教えてもらった投資で生活が豊かになった」「副業で月50万円稼いでいる」といった話から始まり、最終的にセミナーや商材の購入を迫られるケースが多数報告されています。

第3章:メッセージのやり取りで分かる危険な女性の行動パターン

3-1. 連絡頻度と時間帯の異常性

【特徴9】24時間いつでも即レス

健全な社会人女性であれば、仕事や私生活があるため、24時間いつでも即座に返信することは困難です。深夜や早朝を問わず、送信から数分以内に返信が来る場合は、以下の可能性を疑いましょう:

  • 複数人でアカウントを運営している(業者)
  • 本業がマッチングアプリでの勧誘や詐欺
  • 既婚者で、配偶者が不在の時間を狙っている

私のカウンセリング事例では、深夜3時にメッセージを送っても5分以内に返信が来る女性と数週間やり取りしていた男性がいました。最終的にその女性は、投資セミナーの勧誘が目的の業者だったことが判明しました。

【特徴10】会話の内容を覚えていない・つじつまが合わない

複数の男性と同時進行している、または業者の場合、過去の会話内容を正確に記憶していないことがあります。前回話した内容と矛盾する発言や、既に答えた質問を再度してくる場合は要注意です。

3-2. 会話の誘導パターン

【特徴11】質問に対して曖昧な答えしか返さない

「どんなお仕事をされているんですか?」「休日は何をして過ごしていますか?」といった基本的な質問に対して、具体性のない曖昧な回答ばかりの場合は注意が必要です。

身元を隠したい、または実在しない人物を演じている可能性があります。真剣に出会いを求めている女性であれば、自分のことを知ってもらいたいと考えるため、質問には具体的に答えるものです。

【特徴12】会う約束をはぐらかし続ける

マッチングアプリの最終目標は実際に会うことです。数週間やり取りを続けているにも関わらず、会う約束の話になると「もう少しお話ししてから」「忙しくて時間が取れない」と曖昧にはぐらかし続ける場合は、以下の理由が考えられます:

  • 写真詐欺で、実際に会うとバレてしまう
  • 既婚者で、実際に会うリスクを避けている
  • 最初から会う意思がなく、別の目的がある

3-3. 金銭に関わる危険サイン

【特徴13】早い段階で金銭的な話題を持ち出す

恋愛カウンセラーとして最も警戒していただきたいのが、このパターンです。「今度、友達と起業するんです」「投資に興味ありませんか?」「お金の勉強をしているんです」など、金銭に関わる話題を自然に会話に盛り込んでくる場合は、極めて危険です。

実際の被害事例では、「仮想通貨で大儲けした友達がいて」という話から始まり、最終的に300万円の投資詐欺被害に遭った男性もいらっしゃいました。

【特徴14】デート費用について異常にこだわる

「デート費用は割り勘で」と最初から明言するのは健全ですが、「高級レストランでないと嫌」「プレゼントを期待している」など、金銭面での要求が強い場合は注意が必要です。

真剣に恋愛を考えている女性であれば、相手の経済状況を考慮し、無理のない範囲でのデートを提案するものです。

第4章:実際に会った時の危険な行動パターン

4-1. 初回デートでの警告サイン

【特徴15】写真と明らかに違う外見

これは非常に多いトラブルの一つです。写真詐欺とまではいかなくても、明らかに別人レベルで外見が異なる場合は、その他の部分でも嘘をついている可能性が高いです。

外見の詐称は、相手への敬意の欠如を表しており、今後の関係においても誠実性に欠ける行動を取る可能性があります。

実際にあった事例

私が相談を受けた35歳男性の場合、アプリでやり取りしていた女性と初めて会った際、写真よりも明らかに10歳以上年上で、体型も大きく異なる女性が現れました。さらに、デート中に「実は既婚者で、旦那にバレないように会っている」と告白され、大きなショックを受けたという事例がありました。

4-2. 会話内容での危険サイン

友人や知人の話が多すぎる

初回デートで、やたらと「友達が」「知り合いが」という話が多い場合は要注意です。特に、その友人たちが皆成功者で、投資や副業で儲けているという話ばかりの場合は、マルチ商法やセミナー勧誘の前振りの可能性があります。

過去の恋愛について極端に語りたがる

初回デートで元彼の悪口ばかり言う、または逆に元彼を異常に美化して語る場合は、精神的に不安定な状態にある可能性があります。健全な恋愛観を持つ女性であれば、初対面の相手に過度に過去の恋愛について語ることはありません。

4-3. デート後の危険な行動

過度な連絡頻度

デート後に1日に何十通ものメッセージが来る、既読無視を許さない、返信が遅いと責められるなどの行動は、束縛気質やストーカー気質の表れです。

私が過去に相談を受けた事例では、初回デート後に1日100通以上のLINEが送られてきて、仕事に支障をきたしたケースもありました。

すぐに関係の進展を求める

初回デート後すぐに「付き合って」「結婚を前提に」といった重い話を持ち出す場合は、現実的な恋愛観を持っていない可能性があります。また、早く関係を固定化することで、相手をコントロールしようとする意図がある場合もあります。

第5章:業者・詐欺師を見抜く具体的な方法

5-1. 写真の真偽を確認する方法

Google画像検索を活用する

怪しいと感じた写真は、Google画像検索で確認しましょう。スマートフォンでも簡単にできます:

  1. 怪しい写真をスクリーンショットで保存
  2. Google画像検索のページを開く
  3. カメラアイコンをタップして画像をアップロード
  4. 同じ画像がネット上にないか確認

もし同じ画像が他のサイトやSNSで使われていた場合は、無断使用の可能性が高いです。

画像の詳細情報をチェック

プロが撮影した写真には、画質や構図に特徴があります。以下の点をチェックしてみてください:

  • 画質が異常に高い(プロ仕様のカメラで撮影されている)
  • ライティングが完璧すぎる
  • 背景や服装から、撮影時期が明らかに異なる複数の写真がある

5-2. プロフィール情報の矛盾を見つける方法

年齢と職歴の整合性

例えば、25歳なのに「会社経営10年」「医師免許取得」など、年齢的に不可能な職歴が記載されている場合は虚偽の可能性があります。

居住地と職業の関連性

「東京在住」なのに「大阪の会社で正社員」など、物理的に不可能な組み合わせがある場合も要注意です。

5-3. 会話での矛盾を見つけるテクニック

過去の会話内容を確認する質問をする

「前に話していた○○の件、その後どうなりました?」など、過去の会話内容を覚えているかどうかを確認する質問をしてみましょう。業者や複数人でアカウントを運営している場合、矛盾した回答をする可能性があります。

具体的な質問をする

「お仕事は何をされているんですか?」ではなく、「普段はどんな業務を担当されているんですか?」「会社の規模はどのくらいですか?」など、より具体的な質問をすることで、虚偽の情報を見抜きやすくなります。

第6章:心理学的観点から見る危険な女性の特徴

6-1. 境界性パーソナリティ障害の特徴

恋愛カウンセラーとして、特に注意していただきたいのが境界性パーソナリティ障害の傾向を持つ女性です。これは決して差別的な意味ではなく、お互いが傷つかないための知識として共有いたします。

主な特徴

  • 見捨てられることへの強い恐怖
  • 理想化と軽蔑を繰り返す不安定な対人関係
  • 感情の激しい変動
  • 衝動的な行動(浪費、性的行為、薬物使用など)
  • 慢性的な空虚感

恋愛関係での現れ方

  • 付き合い始めは過度に相手を理想化する
  • 少しでも期待と違うことがあると激しく非難する
  • 別れ話が出ると自傷行為をほのめかす
  • 相手の行動を常に監視したがる

6-2. ナルシスティック・パーソナリティ障害の特徴

主な特徴

  • 自分は特別で優秀だという誇大な感覚
  • 賞賛を求める強い欲求
  • 共感性の欠如
  • 他者を利用する傾向

恋愛関係での現れ方

  • 相手を自分を引き立てる道具として見る
  • 相手の感情や都合を考慮しない
  • 常に自分が中心でないと気が済まない
  • 相手が自分から離れようとすると激しく攻撃する

6-3. 依存性の高い女性の特徴

経済的依存

  • すぐに金銭的な援助を求める
  • 「お金がないから会えない」と言って相手に支払いを求める
  • 高額なプレゼントをほのめかす

精神的依存

  • 常に相手に決断を委ねる
  • 一人の時間を極端に嫌がる
  • 相手の友人関係を制限しようとする

第7章:被害を受けた時の対処法

7-1. 金銭被害を受けた場合

まず冷静になる 金銭被害を受けたことに気づいた時、多くの方が動揺してしまいます。しかし、冷静な対処が被害の拡大を防ぎます。

証拠を保全する

  • やり取りした全てのメッセージのスクリーンショット
  • 金銭の受け渡しに関する記録(振込明細、レシートなど)
  • 相手のプロフィール画面のスクリーンショット
  • 会った場所や時間の記録

適切な機関に相談する

  • 警察(生活安全課)
  • 消費者ホットライン(188)
  • 国民生活センター
  • 弁護士(法テラス経由で相談可能)

7-2. ストーカー被害を受けた場合

記録を残す ストーカー被害の場合、被害の記録を残すことが極めて重要です:

  • 連絡が来た時間と内容
  • 待ち伏せや付きまといの状況
  • 写真や動画(可能な場合)

身の安全を確保する

  • 一人でいる時間を極力避ける
  • 帰宅時間や行動パターンを変更する
  • 家族や友人に状況を共有する

専門機関に相談する

  • 警察(ストーカー相談専門窓口)
  • 配偶者暴力相談支援センター
  • 民間のストーカー被害者支援団体

7-3. 精神的なダメージを受けた場合

恋愛詐欺やストーカー被害は、金銭的な損失だけでなく、深刻な精神的ダメージを与えます。私のカウンセリングでも、このような被害を受けた方の心のケアを多く手がけています。

まず自分を責めない 「騙された自分が悪い」「なぜ気づけなかったのか」と自分を責める方が多いですが、悪いのは加害者です。あなたは被害者であり、自分を責める必要は全くありません。

専門家のサポートを受ける

  • 心療内科・精神科での治療
  • 臨床心理士によるカウンセリング
  • 被害者支援団体でのグループセラピー

時間をかけて回復する 心の傷が癒えるには時間がかかります。焦らず、ゆっくりと回復していくことが大切です。

第8章:安全なマッチングアプリの選び方

8-1. 信頼できるアプリの特徴

運営会社の信頼性 上場企業や大手企業が運営しているアプリは、一般的に安全性が高い傾向があります。運営歴が長く、ユーザー数が多いアプリも、それだけ多くの人に信頼されている証拠です。

本人確認の徹底 身分証明書による本人確認を必須としているアプリは、なりすましや業者の参入を防ぐ効果があります。確認が甘いアプリほど、危険な人物が混入しやすい傾向があります。

監視体制の充実 24時間の監視体制や、通報システムが整備されているアプリを選びましょう。不適切な行為に対する対応が迅速なアプリは、安全性が高いと言えます。

8-2. 避けるべきアプリの特徴

完全無料のアプリ 完全無料のアプリは、業者や遊び目的の人が参入しやすく、真剣な出会いを求める人には向きません。適度な利用料金は、真剣度のフィルターとして機能します。

広告が過激すぎるアプリ 「即日会える」「100%会える」といった過激な広告を打つアプリは、健全な出会いを提供している可能性が低いです。

運営実績が不明なアプリ 運営会社の情報が不明確で、サービス開始から日が浅いアプリは、安全性に不安があります。

8-3. おすすめの安全なマッチングアプリ

私がカウンセラーとして推奨しているのは、以下のような特徴を持つアプリです:

Pairs(ペアーズ)

  • 累計登録者数2000万人超の実績
  • 厳格な本人確認システム
  • 24時間365日の監視体制
  • コミュニティ機能で共通の趣味から出会える

Omiai(オミアイ)

  • 結婚を真剣に考える層が多い
  • イエローカード制度で危険人物を排除
  • プロフィール項目が詳細で相手を理解しやすい

with(ウィズ)

  • 心理学に基づく性格診断
  • メンタリストDaiGo監修の相性診断
  • 内面重視のマッチング

ただし、これらのアプリも100%安全ではありません。どのアプリを使う場合でも、今回お伝えした注意点を忘れずに、慎重に相手を見極めることが大切です。

第9章:健全な女性との見分け方

9-1. 真剣な恋愛を求める女性の特徴

危険な女性の特徴をお話ししてきましたが、逆に真剣に恋愛を求める健全な女性の特徴もお伝えします。

プロフィールの誠実性

  • 自然な表情の写真を複数枚掲載している
  • 自己紹介文が適度な長さで、具体的な内容が含まれている
  • 職業や趣味について具体的に記載している
  • 求める相手の条件が現実的

メッセージのやり取り

  • 質問に対して具体的で誠実な回答をする
  • 相手のことを知ろうとする姿勢がある
  • 会話が自然で、無理に話題を誘導しない
  • 適度な頻度でのやり取り

実際に会った時の態度

  • 時間を守り、約束を大切にする
  • 相手の話をよく聞く
  • 金銭面で常識的な判断をする
  • 自然体で接することができる

9-2. 長期的な関係を築ける女性の特徴

コミュニケーション能力

  • 意見の違いがあっても冷静に話し合える
  • 自分の感情を適切に表現できる
  • 相手の立場に立って考えることができる

自立性

  • 経済的に自立している、または自立する意志がある
  • 精神的に依存しすぎない
  • 自分の時間と相手の時間を尊重できる

誠実性

  • 約束を守る
  • 嘘をつかない
  • 相手に対して誠実に向き合う

9-3. 結婚を視野に入れられる女性の見極め方

価値観の共有

  • 将来の生活設計について現実的に考えている
  • 家事や育児に対する考え方が柔軟
  • お金の使い方に関する価値観が合う

家族との関係

  • 自分の家族との関係が良好
  • 相手の家族を尊重する姿勢がある
  • 将来の家族計画について話し合える

成長意欲

  • 自己改善への意欲がある
  • 新しいことを学ぶ姿勢がある
  • パートナーと共に成長していく意識がある

第10章:自分自身を守るための心構え

10-1. 恋愛詐欺にかからないための心構え

冷静な判断力を保つ 恋愛感情が高まっている時は、判断力が鈍りがちです。重要な決断をする前には、必ず時間を置いて冷静に考える習慣をつけましょう。

第三者の意見を聞く 信頼できる友人や家族に相談することで、客観的な視点を得ることができます。「この人と付き合って大丈夫だと思う?」という率直な質問をしてみましょう。

経済的な線引きをする どんなに好きな相手でも、お金を貸したり、投資に誘われたりした時は断る勇気を持ちましょう。真剣に恋愛を考える相手なら、そのような要求はしないはずです。

10-2. 健全な恋愛観を育む

完璧な相手を求めすぎない 完璧な相手を求めすぎると、詐欺師の巧妙な演技に騙されやすくなります。誰にでも欠点はあるものだと理解し、現実的な恋愛観を持ちましょう。

自分自身を大切にする 自己肯定感が低い状態では、相手に依存しやすく、危険な関係に陥りがちです。まずは自分自身を大切にし、一人でも幸せに過ごせる基盤を築きましょう。

焦りは禁物 「早く恋人が欲しい」「結婚しなければ」という焦りは、判断力を鈍らせます。良い出会いは焦って探すものではなく、自然に訪れるものだと考えましょう。

10-3. 理想的な出会いのための準備

自分磨きを怠らない 外見だけでなく、内面的な魅力を高める努力を続けましょう。読書、運動、新しいスキルの習得など、自分を成長させる活動は、魅力的な人との出会いを引き寄せます。

コミュニケーション能力を向上させる 良い関係を築くためには、コミュニケーション能力が不可欠です。相手の話を聞く力、自分の気持ちを伝える力を養いましょう。

現実的な目標設定 「3ヶ月で結婚相手を見つける」といった非現実的な目標ではなく、「まずは良い友達から始めよう」「お互いを理解する時間をしっかり取ろう」という現実的な目標を設定しましょう。

第11章:実際の相談事例から学ぶ教訓

11-1. 投資詐欺被害事例

事例1:仮想通貨投資詐欺(被害額280万円)

35歳の会社員男性からの相談です。マッチングアプリで知り合った29歳の美女と3週間やり取りを続けていました。相手は「美容関係の仕事をしている」と言い、写真も非常に美しく、知的な会話ができる女性でした。

やり取りの中で、「最近、友達に教えてもらった仮想通貨投資で月50万円くらい利益が出ている」という話が出ました。最初は「へー、すごいですね」程度の反応でしたが、相手が「今度、投資のセミナーがあるので一緒に行きませんか?」と誘ってきました。

男性は「彼女とのデートの一環」と考え、セミナーに参加。そこで投資システムの説明を受け、「今なら特別価格で」「彼女の紹介だから安心」という言葉に押し切られ、280万円を投資してしまいました。

その後、連絡が取れなくなり、投資した金額も戻ってこない状況になりました。

この事例からの教訓

  • 恋愛感情を利用して判断力を鈍らせる手口
  • 「友達の成功体験」という間接的なアプローチ
  • 「特別価格」「今だけ」という焦りを煽る表現

11-2. 結婚詐欺事例

事例2:結婚を餌にした詐欺(被害額150万円)

42歳の独身男性の事例です。婚活アプリで知り合った38歳の女性と半年間交際しました。女性は「看護師をしている」と言い、優しく献身的で、男性は「この人と結婚したい」と真剣に考えていました。

交際3ヶ月目に、女性から「実は借金があって、結婚前に整理したい。手伝ってもらえないか」と相談されました。「結婚するなら当然」と考えた男性は、150万円を貸しました。

しかし、その後女性から「やっぱりあなたとは価値観が合わない」と一方的に別れを告げられ、連絡が取れなくなりました。後に調べると、女性の職業や住所もすべて虚偽だったことが判明しました。

この事例からの教訓

  • 結婚を前提とした関係での金銭要求の危険性
  • 相手の身元確認の重要性
  • 感情的にならず、第三者に相談することの大切さ

11-3. ストーカー被害事例

事例3:執拗な追跡と嫌がらせ(精神的被害)

28歳の会社員男性の事例です。マッチングアプリで知り合った26歳の女性と2回デートをした後、「性格が合わない」と感じて丁寧にお断りしました。

しかし、女性はそれを受け入れず、1日100通以上のLINEメッセージを送信。「なぜダメなのか理由を教えて」「私の何が気に入らないの」という内容から始まり、次第に「あなたは私を傷つけた」「責任を取って」という攻撃的な内容に変化しました。

男性がLINEをブロックすると、今度は職場に電話をかけてきたり、最寄り駅で待ち伏せをしたりするようになりました。さらに、男性の友人のSNSにまで連絡を取り、「彼がひどいことをした」という虚偽の情報を流すようになりました。

最終的に警察に相談し、女性への接近禁止命令を取ることで解決しましたが、男性は精神的に深く傷つき、しばらくマッチングアプリを使うことができなくなりました。

この事例からの教訓

  • 断る時も相手の感情を考慮した丁寧な対応が必要
  • 異常な執着を見せる相手とは早期に距離を置く
  • 証拠を残しながら、適切な機関に相談する

第12章:安全で幸せな出会いを実現するための総括

12-1. これまでの内容のまとめ

ここまで、マッチングアプリでの危険な女性の特徴について詳しくお話ししてきました。重要なポイントを改めて整理します:

プロフィールでの警告サイン

  • 写真が美人すぎる、または顔が分からない
  • 自己紹介文が極端に短い、または長すぎる
  • 職業や年収の記載が曖昧
  • 条件面で極端な記載がある

メッセージでの危険な行動

  • 24時間即レス、または会話内容を覚えていない
  • 投資や副業の話題を頻繁に持ち出す
  • 会う約束をはぐらかし続ける
  • 金銭的な話題を早い段階で持ち出す

実際に会った時の注意点

  • 写真と明らかに違う外見
  • 過度な連絡頻度や束縛行為
  • すぐに関係の進展を求める

心理学的な危険要因

  • 境界性パーソナリティ障害の傾向
  • ナルシスティック・パーソナリティ障害の傾向
  • 経済的・精神的依存度の高さ

12-2. 私からの最終的なアドバイス

恋愛カウンセラーとして、そして一人の恋愛経験者として、最後にお伝えしたいことがあります。

恋愛は焦るものではない

現代社会では「早く恋人を作らなければ」「婚活を急がなければ」という風潮がありますが、良い恋愛関係は焦って築けるものではありません。時間をかけて相手を知り、お互いを理解し合う過程こそが、真の愛情を育みます。

完璧な相手はいない

「理想の相手」を求めすぎると、現実的な恋愛から遠ざかってしまいます。誰にでも欠点はあり、それを受け入れ、お互いに成長していける関係こそが、長続きする恋愛の秘訣です。

自分自身を大切にする

相手に依存するのではなく、まず自分自身が幸せであることが大切です。自己肯定感を持ち、一人でも充実した生活を送れる人は、より健全な恋愛関係を築くことができます。

直感を信じる

「なんとなく怪しい」「違和感がある」という直感は、往々にして正しいものです。理性で判断することも大切ですが、自分の感覚も大切にしてください。

12-3. 素敵な出会いを実現するために

最後に、素敵な出会いを実現するための前向きなアドバイスをお伝えします。

自分磨きを継続する

外見だけでなく、内面的な魅力を高める努力を続けましょう。新しいことを学び、様々な経験を積むことで、より魅力的な人間になることができます。

オープンマインドを保つ

先入観や偏見を持たず、相手を素直に受け入れる姿勢を持ちましょう。意外な人との間に、素晴らしい関係が生まれることもあります。

コミュニケーション能力を向上させる

良い関係を築くためには、お互いの気持ちを理解し、伝え合うことが不可欠です。聞く力と伝える力を同時に育てていきましょう。

現実的な期待を持つ

映画やドラマのような劇的な恋愛ばかりではありません。日常の中の小さな幸せを大切にし、現実的な期待を持つことで、満足度の高い恋愛を実現できます。

12-4. 最後に

私自身も20代の頃は恋愛で多くの失敗を重ねました。しかし、その経験があったからこそ、今の幸せな結婚生活があります。失敗を恐れることなく、しかし注意深く、素敵な出会いを探してください。

マッチングアプリは確かに危険な面もありますが、正しく使えば素晴らしい出会いのツールにもなります。今回お伝えした知識を活用して、安全で幸せな恋愛を実現していただければと思います。

恋愛は人生を豊かにするものです。焦らず、自分らしく、そして大切に育んでいってください。あなたの素敵な出会いを心から応援しています。

もし不安なことや困ったことがあれば、一人で抱え込まずに信頼できる人に相談することを忘れないでください。専門家としても、一人の人間としても、皆さんの幸せを願っています。


この記事を書いた人 田中美和(恋愛カウンセラー) 心理学修士号取得、日本恋愛学会認定カウンセラー歴12年。大手結婚相談所での婚活アドバイザー経験10年、マッチングアプリ運営会社での恋愛コンシェルジュ経験5年。自身も恋愛で多くの挫折を経験した後、マッチングアプリで理想のパートナーと出会い結婚。「恋愛で悩む人の心を軽くしたい」という想いで、恋愛・出会いメディアを運営している。

免責事項 本記事の内容は、筆者の経験と専門知識に基づく一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については、必要に応じて専門機関にご相談ください。また、特定のアプリやサービスの推奨・非推奨を目的とするものではありません。

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